産地見学会を開催しました!

   毎年恒例の産地見学会を開催しました!今回は,くわい,ほうれん草,柿,しょうがの産地を巡るツアー(^u^)

   まず,川口にあるJA福山市川口グリーンセンターのくわい選果場へ
ここでは,JA福山市川口グリーンセンターの職員の方からくわいが集荷され,出荷されるまでの流れを教えていただきました。
次に,川口ふれあい市を訪れました。川口ふれあい市では,新鮮な農産物や加工品を販売されており,参加者のみなさんも思い思いに買い物をされていました(*^_^*)

   続いて,福山特産のくわいの生産者さんの畑を見学させていただきました。実際に作業されている場面を見る貴重な機会だったため,参加者の方は興味津々の様子でした。

 

くわいの収穫については,ブログ(くわいの収穫を体験しました!)でも紹介しています!

  続いて,箕島町が産地であるほうれん草の畑の見学に行きました!栽培の際の工夫,フェロモントラップにより虫の一斉防除をしていること,バンカープラントのことなどについて,箕島園芸組合の組合長さんにお話しいただきました。

 

※フェロモントラップ:対象となる害虫(ハスモンヨトウ)の雌のフェロモンで雄を呼び寄せ,トラップ内に雄を集めます。集めた雄の数を定期的に数え,大量に集まったとき(=大量発生しているとき)に農薬をそれぞれの畑で一斉に散布します。こうすることで,農薬の量を減らしながら,効果的な散布を実現しています。
※バンカープラント:害虫の天敵となる生物の餌や隠れ場所となる植物(天敵温存植物)のこと。バンカープラントの栽培により,害虫の天敵を増やし,天敵によって害虫を駆除することで,農薬使用量の削減を目指しています。

箕島町から本郷町に移動し,柿の選果場を見学しました。
見学した「松永北選果場」は今年3月に建設された新しい選果場。当日は出荷のピークを迎えており,作業員さんはみなさん忙しそうに働いていました。選果場では,JAの職員さんに柿の集荷から選果,出荷までの流れ,おいしい柿の見分け方を教えてもらいました。「甲高(こうだか)」の柿が美味しいそうですよ(^o^)
お昼ごはんを食べた後に,同じく本郷町にある柿の農場を見学しました。見学させていただいた農場は2ha以上の広さがあり,広い農園で育った柿は,実も葉っぱもオレンジ色に染まっていました。これだけの広さなので,家族だけで経営していくのは本当に大変だそうです。説明の後には,ご厚意により柿を収穫させていただきました。午前中に選果場でアドバイスを受けた美味しい「甲高」の柿をみんなで探しました☆美味しい柿,獲れたかな(^v^)?

 

最後に,駅家町服部に産地のあるしょうがの畑の見学に行きました!しょうがの栽培には,温度と湿度がとても大切だそうで,この駅家町は栽培に適した土地で,昔からしょうがを作られてきたそうです。
新しょうが,ひねしょうが,種しょうがなど,出荷や保存のされ方によって呼び名が違うことを教えていただきました(*^。^*)
駅家生姜生産部会の会長さんにアドバイスをいただきながら,しょうがの収穫も体験しました!美味しそうな生姜に,参加者のみなさんも満足されていました。

   普段買い物されるときには想像することができない生産現場を実際に見学することで,福山市内の農産物を身近に感じることができたのではないでしょうか(*^_^*

 

買い物をされるときは,ぜひ「ふくやまSUN」や「ふくやま生まれ」を探してみてね(^_-)-